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 昨年末の11月29日/30日、日本福祉工学会第12回学術講演会が山梨大学にて開催された。私は地元大学での発表ははじめてのことであった。

生まれて間もない赤ちゃんと、お母さんが一緒にいる姿をイメージするとしたら、皆さんはどのような情景を思い浮かべますか。

 現在、南アルプス市の市民ミュージカルに作曲担当として関わっている。ここに参加して、初めて頭の中でとぎれていたことがつながった。

 子 どもは親にとって可愛いばかりの存在かというと、必ずしもそうではないのかもしれません。

 8月4日は夕刻の18:20頃から長い停電があり、1時間近くも甲府周辺地域の電気が止まった。私はちょうどその時、車で移動中だった。ほとんどの信号機が止まっているなか、帰宅のために多くの車が停滞していた。右折できるのかな?と疑問に思いながら並んで待った。

 ひょんな事がきっかけで、2層式洗濯機を使うことになった。水をいれれば入れっぱなし、回転が止まっていても気づかない・・一回目の洗濯には2時間もかかってしまい干す時間帯を見逃してしまった。洗濯機を前に30分くらいはおつきあいしなければならないことにイライラしていた。

 ある日、小2の娘が言います。「ねえ、おにいちゃん、おかあさん、みんなで言いっこしよう。好きな科目は?」

「え?おれ、体育。」

「おかあさんも体育。あと音楽。」

「私は道徳。じゃあさ、次に素敵な世界を言いっこしよう。」

 私は、昨年から県立K高校の非常勤講師を務めている。家族や親類に学校での出来事を話すと、「”ごくせん”の実践版そのものだね!」とよく言われ る。別に戦っているわけではないけれど、身体をはっていることは同じかもしれない。

 

 先日の気軽場であらためて実感したことがある。

大人たちは忙しさに負けて、いつも早く早くと時間に追われている。だから、子どもたちも何だか時間に追われている。私は自分の小学校時代を思い出して、子どもの特権とは何だろうかと考えてみた。

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