まゆどきの正月

毎年恒例1月の最初の料理は、「おせち料理」です。もちろん、ほぼすべて手作りです。

「日本の伝統行事を後世に伝えてほしい。」と同時に、

シルクガーデンに住む学生さんの健康と、将来の幸せを祈願し、作っています。

メニューは下記の通りです。

伊達巻、田作り、黒豆、栗きんとん、七草のサラダ、ローストビーフ、エビ、たたきごぼう、数の子、煮貝

チラシ寿司、お雑煮

 まゆどきの正月

当日、学生さんに配った内容を紹介します。

お正月は、1年の幸せを運ぶために、それぞれの家庭にやってくるとされる「年神様」をお迎えする行事です。年神様とは、祖先の神様で、田の神様、山の神様でもあるので、子孫繁栄や五穀豊穣に関わって、健康や幸福を授けるとされていて、別名を「正月様」「歳徳神」ともいいます。

●門松

古くから神を持つ木とされる松。神様が迷わずやって来れるよう目印として玄関前に飾る。●しめ飾り

家の中が、年神様を迎える準備ができている事。年神様の居場所を用意している目印。●鏡餅

家にお迎えした年神様の居場所。家の中で、一番上座におく。●餅つき

お餅には、神様からの魂が宿り、生命力が与えられると言い伝えられています。

正月には、①歯固めの儀 ②ハレの日 ③お供え物という点でお餅を食べる。

年末は、鏡餅づくり。新年は、雑煮用としてもちつきをする。●凧あげ

凧が高くあがるほど願い事が神様に届くので願いが叶う。元気に育つ。●羽根つき

羽根つきは一年の厄をはね、子供の健やかな成長を願うもの。打ち損じの墨は、厄払い。●おせち料理

年神様に供える料理。家族の幸せを願う縁起ものの料理。五穀豊穣、家族の安全と健康、子孫繁栄の祈りを込めた、海の幸、山の幸を豊富に盛り込む。

★紅白蒲鉾 :日の出を象徴。紅は、めでたさと慶び。白は、神聖を表す。

★伊達巻  :巻物。読み書きがしっかりできるよう、文化発展の意味。

★栗きんとん:金運、豊かな一年を願う。山の幸代表「勝ち栗」縁起がよい。

★黒豆   :日に焼けて真っ黒まで、まめに働く。勤勉・丈夫・健康を願う。

★田作り  :五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料としてまいた。家内安全。

★数の子  :にしん(二親)から生まれたたくさんの卵。子孫繁栄の象徴。

★たたき午房:たたきは、「多々喜」喜びがたくさん訪れるように。

★えび   :腰が曲がるほど長生き。長寿を祈る。

★酢れんこん:穴から将来を見通しつつ、しっかりと根を張ってたくましく。

★錦糸卵  :金運アップ

★お雑煮  :年神様に供えた餅のご利益を頂戴するための料理。

★七草   :せり、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

人日の節句を祝い、無病息災を願い、七草粥を食べる。

 

「一年の計は、元旦にあり」

一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。 昨年の振り返りと今年の抱負をみんなで共有しました。

 

編集後記

 年々、おせち料理を食べる学生さんが減ってきているような気がしました。日本の伝統行事の意味を伝えながら、これからも伝えていきたいと強く感じました。来年は、「そば打ち体験」を行います。シルクガーデンに住む学生さんのおじい様のご協力により、実現します。ほとんどすべての食べ物は、日本で原料を栽培し、加工して、作ることができることや、季節に合わせた食事をこれからもていきょうしていきたいと思います。

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