国際交流プロジェクト2016

「国際交流プロジェト2016」が、平成28年6月11日(土)「キックオフパーティー」を皮切りにスタートしました。

 過去6年間続けてきた国際交流会の内容を一新しました。今年のテーマは、「本気!」せっかく近くに留学生さんがたくさん住んでいるのに、ほとんど会話もしない。名前さえも知らない。というのが現状です。また、留学生さんたちも、なかなか日本人コミュニティに、はいってくることができず、お互い壁ができているような現状です。「もったいない。」の一言に尽きます。

 日本の学生さんにとっては、英語の必要性が叫ばれる中、英会話の勉強にもなります。また、グローバル社会の中で、お互いの違いを認識するいい機会となります。留学生さんにとっても、日本語を学んだり、信頼できる日本の友達をつくる機会になると思います。一年を通じて、言葉の壁、国境の壁を越えられるようなシステムづくりをしていきたいと思います。その為には、私どもも含め、一人ひとりが、粘り強く努力し続ける必要性があります。ぜひ、みんなで新しい自分、そして、新しいコミュニティを発見しましょう。

★「国際交流プロジェクト2016」の概要

①6月11日(土) キックオフパーティー

②7月9日(土) 七夕祭りへの参加と花火大会 

③English Cafe in Silk Garden(6/26,7/10,24,10/23,11/13,27,12/4,18)

④英語教材の貸出

⑤海外に住んでいるシルクガーデン卒業生の紹介

今回は、①②の報告をします。

①キックオフパーティー 6月11日(土) 19:00~22:00

19:00~ 夕食(インド料理)

20:00~ ユーチューブにて、TEdx鑑賞 

https://www.youtube.com/watch?v=lhqYBhLh1IM

     グループに分かれ、他己紹介並びに、次回のパーティーに対する打ち合わせ

21:00~ 国際交流プロジェクト2016紹介

     ユーチューブにて、TEdx鑑賞 

https://www.youtube.com/watch?v=0AcgOEew7ys

★夕食は、インドからの研究員のご夫婦とネパールからの留学生さんが作ってくれました。メニューは、「biryani」たくさんのスパイスを使った高級なピラフです。







スパイス

たまねぎを油で揚げます。


お肉とスパイスを入れ、煮込みます。

味見担当は、旦那様です。

生のライスを入れ、蒸します。

インドからの研究員ご夫婦です。7月3日には、京都へ引越ししてしまいました。
  出来上がりです。

まずは、グループに分かれての夕食会です。

事前に配布した英語の自己紹介シート(A3)に目を通しながら、会話してます。

事前に記入できなかった人は、夕食前に「自己紹介シート」を仕上げます。


夕食が終わり、司会は、スリランカの留学生さんと英語が堪能な日本の3年生が担当です。

二人の会話を通して、お互いを紹介、そして、今日の趣旨を伝えてくれました。一人が日本語で質問すると、英語で答えたりと二人が、英語も日本語も話せることがよくわかり、大変興味深い進行でした。すべて、二人のアドリブ、しかし、事前に何度も打ち合わせをしてくれました。スリランカの留学生さんは、8月にスウェーデンに留学、日本の学生さんは、9月にイギリスへ留学がほぼ決まりました。みんなシルクガーデンから卒業してしまいます。

 

シルクガーデンに住む留学生さん(インド、ネパール、スリランカ、バングラデシュ)10人が参加してくれました。事前に作成してもらった自己紹介シートを他人に渡し、他人のことをみんなに紹介しました。それぞれの人柄がわかり、大変親近感がわきました。他己紹介の後は、次回のパーティーの企画について、ディスカッションしました。一番の課題は、日本人学生の出席数が少ないことでした。たくさんの意見が出ましたが、最終的に「日本の文化を伝える」という企画に決まりました。


留学生さんとの距離が縮まった一日でした。

②七夕祭りへの参加と花火大会 7月9日(土) 17:20~22:00

17:00~ 浴衣の着付け

18:00~ 夕食(豆カレー)

19:00~ 甲府駅中心街 七夕まつりへ出発

20:30~ まゆどきにて、花火大会

22:00  終了

★まずは、着付けです。みんな似合ってました。最初に、まゆどきにて、記念撮影です。

ネパールからの留学生さん夫婦です。 


インドからの助教授家族です。

ネパールからの留学生さん夫婦です。

 バングラデシュからの留学生さんと日本の学生さん


ネパールからの留学生さん

日本の学生さんです。今回、急なお願いにも関わらず、自分の浴衣を用意くれました。

着付けもほとんど自分でしたそうです。(頭が下がります。)

記念撮影、夕食も終わり、七夕祭りへ出発です。二つのグループに分かれて、

日本の七夕祭りの様子を留学生さんに伝えてました。










お祭りから帰り、まゆどきにて花火大会です。



いよいよお開きです。せっかくの浴衣姿、最後にもう一度撮影!お疲れさまでした。

 


編集後記

 この二日間を通して、だいぶ距離が縮まったような気がします。一日目で、それぞれの趣味、志向、夢、専攻、今頑張っていること等々お互いの人間性を理解することができました。また他人を紹介するとき、その相手のことを思いやりをもって紹介している様子が、特に素敵でした。二日目は、多くの日本の学生さんが参加してくれて、留学生さん達は、とてもうれしそうでした。「Everyone is so kind.」これは、ある留学生さんが、うれしそうに私に伝えてくれた言葉です。お互いの思いやる気持ちが、いつしか、誰かがお世話をするというより、対等の友情関係になっていく様子が垣間見れました。同じ空間、同じ時間を、等身大に共有することこそ、友情の第一歩が始まるような気がしました。 また、留学生さんだけでなく、日本の学生さんも同じ浴衣姿だったことも、留学生さんにとっては、うれしかったようです。改めて、趣旨にご賛同いただき、浴衣の郵送にご協力いただいた親御さんに感謝申し上げます。

 たくさんの国から、日本を留学先として選んでくれた彼らは、私たちにとって宝だと思います。この友好関係が、深く、長く続き、個人のつながりを越え、国と国とのつながりまで広がればいいなあと感じます。「世界がもし100人の村だったら」私たちは、これから、どう行動するだろう?せっかく出会った仲間のことを、もっと知ろう。もっと大切にしよう。そして、相手の喜びや悲しみを共感できる幸せを感じよう。・・・・・・最初は、言葉はいらないけど、やはり共通の言語があれば、もっとわかりあえる。同じシルクガーデンに住む留学生さんと英語であいさつ、会話ができるよう私も、もっともっと英語を勉強します。みんなもいっしょに頑張ろう!

上へ