平成30年8月2日~8月5日 やまなし体験 Global Summer Schoolが開催されました。
このGlobal Summer Schoolはシルクガーデンでの初めての企画で、色んな文化、習慣、言葉を持つ多国籍な仲間と、共同生活するというものです。ここでも、自然教育と多文化共生を目標に掲げ、山梨大学生と留学生が共に考え、企画を作り上げてきました。
目的1
豊かな自然環境の中、多文化の仲間と共同生活をすることにより、自分で考え行動する力を発見すると共に、世界、多文化への好奇心を刺激する。ひいては「自然との共生力」や「人への思いやりの心」の育成に繋げる。
目的2
目的1を実現させるために、シルクガーデンに住む日本人大学生と留学生が共に考え、共に生活することで、自ら夢や社会的役割を見つけ出してもらいたい。ひいては、充実した人生への一助としたい。
それではそのGlobal Summer Schoolの様子を写真と共に振り返っていきたいと思います。
いよいよ始まりました!まずは自己紹介から。
大きい世界地図を使って、自分の出身地も含めて説明しました。
今回は、5つの文化圏を持つ子ども達が集まりました。
オーストラリアから小学2年生と4年生
モンゴルから小学4年生
カナダから小学3年生
インドから小学1年生
日本から小学2年生4名
の計9名です。
さらに留学生(バングラディシュ、タイ)を含むと7つの文化圏を持った人達が集まったことになります。
初めは緊張していましたが、だんだんと打ち解けていきました。
輪になってゲームをしながら、みんなの顔を一人一人見て、名前を覚えます。
外へ出て竹とんぼでも遊びました。
まゆどきのピアノで遊ぶ子たちも。
これから4日間よろしくね!
早速、夕飯のピザをつくります。生地から自分たちで作りますよ!
ピザに載せる具材も自分たちで用意できました。
生地をこねている様子です。
いい丸ができました!
続いて先ほどの生地を伸ばしていきますよ!
生地が出来上がったら、いよいよ具材をのせていきます。
みんなそれぞれ好きな具材をのせて、自分のピザを一枚完成させました!
具材をもらう際は、I want ~.という英語を使って盛り付けましたよ。
世界で一枚のピザですね!
続いてピザを焼いていきます!このピザ窯で焼いていきますよ。
ピザの出来上がり!
みんな自分たちの手で作ったピザを美味しそうに食べていました!
デザートにマシュマロも。
お腹がいっぱいになったら、寝る準備をします。
みんなよく寝てね。おやすみ。
2日目の朝です!朝は花への水やりから始まります。
みんな揃って朝食をいただきます。
この日はスピークイージー外国語学校のウィルフレッド コペッチ先生に授業をしていただきました。
みんな真剣かつ楽しそうに授業に取り組んでいました!
この日の昼食は流しそうめん!
本物の竹を使って!
みんな一生懸命麺をすくって食べていました!
夏ならではの楽しみですね。
その後は、かるた作りや多文化についての授業です。
お互いの文化についてよく知ることができました。
この日の夕食はほうとうと鳥もつ煮です。これらは山梨の郷土料理です。
この日も自分たちの手で作ります。
完成です。
みんなで美味しくいただきました。
夕食後は花火をしました。
みんな花火にうっとり。
3日目です。この日も朝の水やり、朝食を済ませ、音楽の授業を行いました。
体も動かしながら!
続いて多言語を学びます。
5ヶ国語の「こんにちは」「ありがとう」「さよなら」
を覚えました。
さあ、午後からは、待ちに待ったキャンプです。
武田の杜に着きました。
とてもいい景色が見られました。
大自然の中で遊びました。
木陰でお昼のサンドイッチを食べました。
ここからは、グループに分かれて協力し合いながらキャンプに取り組みます!
みんなのことに協力できたり、英語を積極的に使えたら、シールがもらえます。どちらのチームが多くもらえるかな?
頑張るぞ!
武田の杜の職員の方がテントの張り方をみんなに丁寧に教えてくれました。
斜めに打つのがコツです。
みんなで協力できましたね。
天気が急変し、心配でしたが、無事カレー作りをスタート!
みんな「できる!」と率先して手伝います!
飯盒で炊いたご飯!美味しく炊けました!
カレーも出来上がりましたよ!
みんなお代わりをして食べていました!
夕飯の後は、キャンプファイヤーをしました。
みんなで火を囲み、大きな輪を作りました。
全員が1つになれた瞬間です。
4日目の朝です。
夜の雰囲気とは違い、とても爽やかな朝です。
朝ごはんは手作りおにぎり。好きな具を入れて、楽しみながら作っていました。
手はお米まみれに!あ、顔にも!
一晩お世話になったテントともお別れ。お片づけをします。
どちらのチームが綺麗に・はやく・協力して片付けられるのかもチームごと競いました。
そしてなんと、チームごと競っている中で、はやく終わったチームの子がまだ終わっていないチームの手伝いに走っていったのです。とても素敵な姿が見られました。
みんなお疲れ様。
集めたシール、テントの準備・片付け全てを含めたチームの点数発表。
最初に決めたことだからもちろん勝ち負けをつけましたが、一人一人頑張ったところを知っています。
チームでそれぞれ、みんなのいいところや「ありがとう」を伝え合いました。
みんなとてもいい顔をしていました。
これがみんなで食べる最後のご飯。ナチュラルグレースのお弁当です。
英語を交えて話したり、母国について話したり、思い出話もしましたね。
みんなの願いだったスイカ割り!
right(右)left(左)straight(まっすぐ)の声を聞いてスイカに近づきます。
全員割れる前に挑戦できました!
最後は綺麗に割れました!
最後は、自分たちで作った英語かるたをやったり、メッセージカードをお互いに渡しあったりして、最後の時間を楽しみました。
いつかまた会えることを願っています。
最初は、本当にやろうかやるまいか悩んだこのGlobal summer school。
しかし、この子どもたちの成長や、笑顔が見られ、やってよかったと心から思いました。
子どもを動かすことは簡単なことではないと思いましたが、この経験がすぐにではなくても、子どもたちの未来のいつかに生きてくる時がくればよいなと思います。