イベントの裏舞台には、必ず運営側の想いがあります。どういう意図で今回の企画が設定されたのかを4人の先生方が熱く語ります。
「ただの野山のように人工的な遊具等がない場所で遊べない親子が増えているという。家の周りにも身近な緑や鳥など自然があることに気づくことが大切。子どもたちは何もない自然の中で工夫して遊ぶ能力を持っている..」続きは映像でどうぞ。
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「はじめから規格が決まっているおもちゃと決まっていないおもちゃの違いとは?ルールがないものの良さとは?ブロックや積み木では自分たちでルールを作るおもしろさがある。子どもは森の中でもその能力を発揮する..身近な自然は、きっかけをつかむと遊び場に変わる。今日のようなイベントできっかけをつかんでもらうことで次からは身近な自然とふれあう事ができるのでは..」
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「行くのが大変、やるのが大変という大人の都合で、汚れてもいい!という体験が減っているかもしれない。危険なことも体験してわかることがある。ディズニーランドやゲームでは味わえない一歩踏み込んだ体験が大切..」
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【先生方の紹介】
(左側から)
帝京学園短期大学 専任講師 角田和也先生
聖愛幼稚園園長 鈴木信行先生
本日の講師、日本自然保護協会Nacs-j自然観察指導員の小尾正人先生… 高根町出身の大工さんです。甲府市愛宕山少年自然の家で、親子連れがメインの観察会の活動も続けています。
帝京学園短期大学 専任講師 吉田百加利先生
【イベントについて】
企画の中心、帝京学園短期大学 吉田百加利先生の想い
自然豊かな山梨または北杜市に住んでいながら、森は外から眺めるものであってなかなか中まで入り込んでいる人はいない。森でのルールを守りながら身近な森を思 いっきり楽しもう。森はいつでも両手を広げて、来る人を迎え入れてくれのです。 とにかく出かけてください。学生(若い世代)、ピーターラビットの会(人生の大先輩)、北杜の自然に魅せられて集ってきた講師、短大教員、さまざまな世代のさま ざまな人それも多くの人とのかかわりが子育てには大切なのです。つまりイベントをしっかりこなす(製作なら時間内に予定通りに上手に作る)のではなく、みんなの集いの場を提供したい。それぞれにそれぞれの楽しみを味わっても らいたいというのが私の願いです。
提案の背景
・ 今の子どもたちを取り巻く環境は複雑で、自然の中で遊びを通しての身体の発達、感性、社会性、創造力などを育てるために必要な場や機会が減少している。
・ 日常の家庭生活の中でも核家族化が進み、保護者が子育ての方法や意義を模索している。
事業の目的・目標
・ 乳幼児期からの日常的な自然体験・生活体験を通して自然に対する思いやりと、子どもの豊かな感性と健康な体を育む環境を提供する。
・ 身の回りの自然環境を見つめ直し、森や林の中で枝や葉っぱや実など自然物を用いたさまざまな発見や思い思いの遊びを経験することで、保護者と子どもの絆 を深める。
・ 子どもにとっては生活そのものが発見や教材であり、身近な自然に触れる機会を増やすことを保護者にも理解してもらいながら子育てを楽しんでもらう。
期待される効果
・ 子育てで引きこもりがちな親子が身近な自然の中で過ごすことで、リフレッシュすることができる。
・ イベントに参加することで、同じ子育て中の親子と知り合う機会も多くなり、情報交換することで育児負担の軽減にもつながる。
・ 自然の中で自然のものを使うことにより感性や創造力や発想力が豊かになる。
・ のびのび活動する、遊びを工夫する、何かに夢中になること等で心身の発達の助長になる。
・ 自然の中での活動や体験を通して、ルールや社会性を養う。
・ 初回に野菜を植え、第5回(予定)にその作物で食事を作り食育についての理解を深めてもらう。